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'''モダリティ'''または'''法性'''、'''様相性'''(英:modality) | '''モダリティ'''または'''法性'''、'''様相性'''(英:modality)とは、話される内容に対する話し手の関係性や態度を表す[[文法範疇]]である。モダリティはさまざまな品詞によって表される。動詞では、「達成する」など動作と様相が一体となった様相動詞(modal verb)によってモダリティが表され、助動詞では「すべき」などがモダリティを表す。形容詞は、様相形容詞(modal adjective)と呼ばれる形容と様相が一体となった語群でモダリティが表される。助詞では「ね」などで受け手への確認などのモダリティが表される。このうち助動詞のモダリティは特に[[法]](mood)と呼ばれる。 | ||
モダリティには、話されている内容に対する話し手の視点を表す''' | モダリティには、話されている内容に対する話し手の視点を表す'''対事的モダリティ'''と、聞き手への確認や許可などを表す'''対人的モダリティ'''に分類できる。 | ||
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[https://www.nihongo-appliedlinguistics.net/wp/archives/10508 モダリティ(法性)とは何か?対事的モダリティと対人的モダリティの違い] | |||
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2024年10月18日 (金) 22:17時点における最新版
モダリティまたは法性、様相性(英:modality)とは、話される内容に対する話し手の関係性や態度を表す文法範疇である。モダリティはさまざまな品詞によって表される。動詞では、「達成する」など動作と様相が一体となった様相動詞(modal verb)によってモダリティが表され、助動詞では「すべき」などがモダリティを表す。形容詞は、様相形容詞(modal adjective)と呼ばれる形容と様相が一体となった語群でモダリティが表される。助詞では「ね」などで受け手への確認などのモダリティが表される。このうち助動詞のモダリティは特に法(mood)と呼ばれる。
モダリティには、話されている内容に対する話し手の視点を表す対事的モダリティと、聞き手への確認や許可などを表す対人的モダリティに分類できる。