瑜土語
瑜土語 | |
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瑜土語 / 兪土且比且 / Yuto Sohis | |
発音 | IPA: [jʷɨ́tɔ́ sɔ́çiɕ] |
制作者 |
初見音来 |
話者数 | およそ3000人 |
標準語 | 島瑜土語 |
方言 | 大陸瑜土語 |
表記体系 | 漢字、瑜字 |
世界観 | |
世界観 | 地球 |
世界観中での分類 | 自然言語 |
地域 | 中華人民共和国 瑜土島 |
民族 | 瑜土民族 |
言語系統 |
インド・ヨーロッパ語族
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初期形式 | |
Definitely endangered (Moseley 2010) | |
大陸瑜土語 | 消滅 |
島瑜土語 | 危険 |
言語コード | |
ISO 639-2 |
ydo |
ISO 639-3 |
ydo |
CLA v3 | — |
瑜土語(ゆどご、ラテン文字表記: Yuto Sohis、瑜字表記: 兪土且比且、英語: Yudian Language)は、インド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属する言語で、海南省の海南島東部および瑜土島で話されている言語の一つである。同省で話されるものを島瑜土語と呼び、かつて中国大陸で話されていたものを大陸瑜土語と呼ぶ。
歴史
紀元前1世紀頃、ゲルマン人の一部がシルクロードを経由して現在の広東省に分布した。その後は中国文化との接触、排斥を受け徐々に衰退していったが、当時無人島だった瑜土島に定住することで完全な絶滅を免れた。現在瑜土島は海南省に属し、瑜土島民の過半数は中国語と瑜土語または中国語のみの話者である。瑜土語話者の殆どは生活の中から瑜土語を学んでおり、教育機関による瑜土語教育は行われていない。特に若者の瑜土語離れは顕著で、凡そ2040年頃以降の世代は瑜土語を話すことが無くなると予想されている。
1992年以降、主にヨーロッパの言語学者が中心となって瑜土語の研究、辞書の編纂など保存活動が行われている。