サドリア語
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| サドリア語 | |
|---|---|
| 制作者 |
W. V. Awdry |
| 制作開始時期 | 1950-1987? |
| 表記体系 | ラテン文字 |
| 世界観 | |
| 世界観 | 絵本『汽車のえほん』シリーズ |
| 世界観中での分類 | 自然言語 |
| 地域 | ソドー島 |
| 言語系統 |
インド・ヨーロッパ語族
|
| 言語コード | |
| CLA v3 | — |
サドリア語(英語:Sudric language)は絵本作家で牧師のウィルバート・オードリーの著作『汽車のえほん』シリーズの設定上に存在している架空言語である。原作者ウィルバートとその実弟ジョージが共同で執筆した設定資料集The Island of Sodor: Its People, History and Railways(1987)において言及されている。
設定では、イギリスのバロー・イン・ファーネスとマン島の間に広がる海域に浮かぶ架空の島ソドー島固有の言語であるとされ、インド・ヨーロッパ語族ケルト語派に属するゲール語の一種、とりわけマン島語に近い言語である。またノース人の入植の結果としてスカンジナビア諸語の影響を受けている他、地名の語順など英語に似た部分もある。作中ではサドリア語が使われる事はないものの、一部の地名やキャラクター名などにサドリア語由来のものが見られる事がある。
『汽車の絵本』シリーズの初期の設定ではサドリア語は死語とされていたが、後年The Island of Sodorを執筆した時点では島民の大多数が英語とサドリア語のバイリンガルであるという設定となっている。