CEL

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性格素辞典(CEL (セル) : CharactEme Library)とは、カルノスアクア氏原案の印象語義理論を元にOTM形式で開発されている性格素の辞典の事である。なお、"Characteme(性格素" という名称は"Character(性格)""-eme(素)"を加えたものである。

概要

性格素辞典は語彙項目の意味を性格素に分解(抽出)し、それを分類して説明している。主に人工言語開発者や意味論を研究している人に対して参考として提供される。

辞典の構成は以下の通りである。

  • 見出し : その性格素の名称である。
  • 訳語】 特別な説明が不要なものはここに列挙される。
    • 別名 : その性格素の見出し語以外の呼び名が列挙される。
    • 比較対象 : その性格素を得るに至った比較の対象が列挙される。
    • 変数 : その性格素が取りうる引数を列挙している。
    •  : その性格素が取るプリミティブな型を列挙する。
      • 真偽値 : 「真」か「偽」かによって表されるもの(例 : 可食性)
      • 列挙値 : いくつかの状態の中の一つを使って表されるもの(例 : 方向性)
      • 正負値 : 「正(+)」か「負(-)」かによって表されるもの(例 : 明度)
      • 記載 : 上記以外のもの
  • 【内容】 : 説明が必要な項目が含まれる。
    • 読み : その性格素の読みが記述される。
    • 意味 : その性格素が持つ意味内容が記述される。
    • 比較 : その性格素を得るに至ったプロセスが記述される。
    • 種類 : 各性格素が取りうる値の中で説明がいるものについて説明している。

問題点

  1. 編集人口が不足している。性格素は粒度が細かくなるにつれ一人では分解できなくなる。その為に多くの人の意見が必要である。
  2. 適切な粒度の目安が不明である。

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