Xextan
XextanはRachel Isabel Gardenerによる人工言語。ロジバンなどと同じく loglang と呼ばれる類型の言語のひとつであり、統語的曖昧性を排している。
文法
格標識
述語に前置することで格を表示するとともに述語を名詞化する。o で主語を、e で直接目的語を、a で間接目的語を表す。
述語標識
述語に u を前置することで述語であることを明示できる。通常は省略されるが、構文解釈を一意にするために義務的に挿入される場合がある。 代名詞など、もともと非述語であるような語彙の前に置かれると、後続の語を強制的に述語にする。
複合述語
述語を複数個連続させると、後ろの述語が前の述語を修飾するようになる。
- len not「他の人である」←len「人だ」、not「他だ」
否定
no を前置する。
指示詞
tu「この」は格標識の o, e, a と融合して to, te, ta という語形で使用される。
代名詞
代名詞はデフォルトで名詞(項)として使用されるため、格助詞を伴わずに使用できる。その場合、o 格、e 格、a 格のうち、未使用かつより手前にある側の格をとるものとされる(たとえば、o 格のみ使用済なら e 格、a 格のみ使用済なら o 格として解釈) 三人称にはアニマシーの区別がある。有生の le、物質の go、抽象概念の du の3種類を使い分ける。
発話行為
助詞を文頭に置く。 無標の助詞は i であり、文と文の境界を示す以上のはたらきを有しない。 ja で肯否疑問文をつくる。jo で命令文をつくる。 je は順接、ju は逆接を表す。 ji は遂行的(performative)な発話をつくる。
副詞
自然言語での副詞に相当するものは複合動詞などによって表現されるが、Xextan にも真正の副詞と呼べるものがある。 述語を副詞にするには fi を述語に前置する。 慣例的に fi と述語とはハイフンで繋ぐことが多い。 fi 句の位置によっては、意図せず複合動詞として解釈されてしまうことを防ぐために、文の述語に述語標識の u をつけるのが必須である場合がある。
時制
時制の副詞は pa, na, fa であり、それぞれ過去、現在、未来を表す。
心態詞
心態詞は副詞の一種である。 wa は理解、把握を表す。 we は驚き、恐怖を表す。 wi は幸福、喜びを表す。 wo は怒り、不快を表す。 wu は悲哀、後悔を表す。
肯定と否定
qeu(はい)と nai(いいえ)という副詞で表現する。
限定詞
述語を名詞にできる。数詞など。 po は「〜に関すること」。 la は「〜という名前のもの」。 lu は「〜という語句」。 la, lu は Xextan の音韻論に従う音形に使用する。それ以外が相手の場合は lau, lou をそれぞれ代わりに使用する。このとき引用対象の文字列は ~ で囲う(まだ文中で使用されていない任意の音形として読まれる)