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「人工言語」の版間の差分

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== 人工言語の歴史 ==
== 人工言語の歴史 ==
詳細は「[人工言語史]」を参照
人工言語と暗号の境界は曖昧だが、人が言語を作ることができるという理念のもと、最初に計画的に作られたと思われる言語は、11-12世紀のドイツの女子修道院長ヒルデガルト・フォン・ビンゲンが考案したと思われる、[リングア・イグノタ](未知なる言語)である。これはラテン語に影響された屈折システムと、既存の言語に基づかない単語による言語で、神学用語が多い。1011の単語を記した単語帳が写本で残っているが、例文には単語帳にない単語も見られる。13世紀のキリスト教宣教師ルルスは、改宗のために、命題を記号的に扱える人工言語Ars Magnaを考案した。Ars Magnaラテン文字を同心円の図形に配置するという記号のような記法を用いた。
人工言語と暗号の境界は曖昧だが、人が言語を作ることができるという理念のもと、最初に計画的に作られたと思われる言語は、11-12世紀のドイツの女子修道院長ヒルデガルト・フォン・ビンゲンが考案したと思われる、[リングア・イグノタ](未知なる言語)である。これはラテン語に影響された屈折システムと、既存の言語に基づかない単語による言語で、神学用語が多い。1011の単語を記した単語帳が写本で残っているが、例文には単語帳にない単語も見られる。13世紀のキリスト教宣教師ルルスは、改宗のために、命題を記号的に扱える人工言語Ars Magnaを考案した。Ars Magnaラテン文字を同心円の図形に配置するという記号のような記法を用いた。


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