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「態」の版間の差分

11 バイト追加 、 2024年10月20日 (日)
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(ページの作成:「'''態'''(英:voice)とは、主語および目的語と、動作主および被動作対象の対応関係を表す文法範疇である。 最も一般的な態は'''能動態'''であり、これは主語が動作主である。次に一般的なのは'''受動態'''であり、これは主語が被動作対象となるが、言語によって受動態がないものもある。古代ギリシャ語やサンスクリットでは、'''中動態'''または''…」)
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最も一般的な態は'''能動態'''であり、これは主語が動作主である。次に一般的なのは'''受動態'''であり、これは主語が被動作対象となるが、言語によって受動態がないものもある。古代ギリシャ語やサンスクリットでは、'''中動態'''または'''中間構文'''と呼ばれる態がある。中動態は、動作主も、動作の結果が及ぶ範囲に含まれる。
最も一般的な態は'''能動態'''であり、これは主語が動作主である。次に一般的なのは'''受動態'''であり、これは主語が被動作対象となるが、言語によって受動態がないものもある。古代ギリシャ語やサンスクリット語では、'''中動態'''または'''中間構文'''と呼ばれる態がある。中動態は、動作主も、動作の結果が及ぶ範囲に含まれる。
これら三つの他にも、逆受動態、適用態がある。また、自発、使役、願望、可能が態として含まれることもある。
これら三つの他にも、逆受動態、適用態がある。また、自発、使役、願望、可能が態として含まれることもある。
これらの分類は、主格対格型言語のものであり、自動詞の主格が他動詞の目的格と同じ形となる言語(能格言語)では能動態、受動態を単純に区分することはできない。
これらの分類は、[[主格対格型言語]]のものであり、自動詞の主格が他動詞の目的格と同じ形となる言語([[能格言語]])では能動態、受動態を単純に区分することはできない。


== 一覧 ==
== 一覧 ==
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*;中動態・中間構文(middle voice)
*;中動態・中間構文(middle voice)
*;動作主も動作の結果が及ぶことを表現する。古代ギリシャ語やサンスクリット語にみられる。
*:動作主も動作の結果が及ぶことを表現する。古代ギリシャ語やサンスクリット語にみられる。


*;逆受動態(antipassive voice)
*;逆受動態(antipassive voice)
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