芸術言語(ART/NAT)の創作の上での諸技術

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芸術言語研究
カテゴリー
芸術言語の創り方芸術言語の哲学
このページの対象言語

Se分類

芸術言語
モユネ分類 ART/NAT

芸術言語(ART/NAT)の創作の上での諸技術では,自然言語を模倣し(NAT)することを志向する芸術言語の創作のための諸技術の獲得のために,体系的な智識体系へのアクセス方法を提案したり,芸術言語(ART/NAT)の創作のために作られた理論を紹介したりする。

このページがあなたの目的としている芸術言語を創作するためのページと違う場合は,芸術言語の創り方を参照。

そもそも創作の対象である「自然言語」とは何なのか?

  • 自然言語が何から成り立っているのかについて研究するのが言語学である。

→自然言語を創作したい場合は言語学の諸理論について該博になる必要がある。

  • でも,さすがに言語学の全ての分野についてがっつり知るのは,ちょっとキツい。

必要となる言語学の智識のエッセンスを摂取し,効率良く創作する必要がある。

  • (実は,自然言語は認知において世界と密接に関係しており(ja.Wikipedia「フレーム意味論」などを参照),作成に必要なのは言語学の智識だけではないので,余計にキツいが,このページは文化の創作を志向しない人も見るので言及はしない)(文化の創作を含めた記述に関しては芸術言語(ART/NAT/CDE)の創作の上での諸技術を参照)

自然言語を志向するために最低限必要な技術

言語類型論

言語類型論(英:linguistic typology)は,自然言語の共通点・多様性についての研究を行う言語学の分野である。一般に一般に自然言語を志向する言語の創作に必要なのは言語普遍性に関する智識である。

言語普遍性には統計的普遍性(statistic universal)・絶対的普遍性(absolute universal)がある。前者は言語全体での傾向としての普遍性,後者は言語で必ず守られており,いまだ(少なくとも一定の諒解が取れている研究者にとって)例外の見つかっていない普遍性である。

場合別

  • 自分の言語に導入したい特徴をもつ言語が存在するのかについて知りたい場合。

→『The World Atlas of Langauge Structures(WALS)』などが役立つかもしれない。

脚註