遺伝造語法

提供:人工言語学Wiki

遺伝造語法とは、カルノス・アクアが考案した造語法の一種である。発端は、生物の遺伝の選択を造語にも生かせないか?というところからである。

方法

まず、何らかの共通した特徴を持つ単語(ここでは親語と呼ぶ)を二つ用意し、これら二つの中から遺伝させる項目を以下の点を中心に考えながら選択していく。

  • 表現形(綴りや発音など)
  • 意味(語義や訳語、その他の説明など)
  • 用法(品詞や該当する用法など)

そして、選択したものが繋がる様に説明を追加していく(その際に表現形だけは親語を参考に作るようにすること)。

特徴

この方法で造語をする際のメリットとしては二つの単語の組み合わせでいくつもの単語を用意することができ、ある程度の品質が保証されるところである。

一方でメリットとしては共通の特徴といえども共存が可能なほかの特徴があるとは限らず、その分の考察や考案に時間がかかるところである。

用法・用量

初めてこの方法で造語をする際はできるだけ意味が近く特徴が似ているものを選択することをお勧めする。慣れてきたら特徴や意味を離していくとよいのかもしれない。

関連記事にはこの方法で造語するにあたって参考になりそうな記事を紹介しているので読んでみるといいかもしれない。

関連記事