ソヨル語

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ソヨル語
制作者
Se分類 芸術言語
モユネ分類 ART
世界観
世界観
言語コード
CLA v3
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ソヨル語(蒼:Soyols、英:Soyol, Soyol Language)は、2017年に創案された人工言語である。アプリオリ言語で、ソヨル文字で表記する。

特徴

  • アプリオリ
  • SVO構文型言語で全ての修飾語、被修飾語について後置修飾である。

文字と音韻

ソヨル文字と呼ばれる独自の音素文字で記述される。正書法と発音は一致する。

母音の発音

種類の母音があり、同母音の連続は長音化・張り母音化、異母音の連続は重母音化する。

母音
前舌 中舌 後舌
非円唇 円唇
i [i] y [y] u [u]
半狭 e [e] o [o]
半広 ø [œ]
a [a]

半母音[j]と[w]が母音に挟まれている場合、重母音化する場合がある。例えば/sowas/というような語は一音節として発音される。

子音の発音

[1]

20種類の子音がある。気音の有無の区別はないが無声破裂音に関しては基本的に有気音として発音される。

両唇音 唇歯音 歯音 歯茎音 軟口蓋音 声門音
破裂音 p [p] / b [b] t [t] / d [d] k [k] / g [g]
破擦音 ts [ts]
鼻音 m [m] n [n]
摩擦音 f [f] / v [v] s[s] / [z] x [ʃ] / z [ʒ] h [h]
震え音
側面接近音 l [l]

また、半母音としてy [j]とw [w]が存在する。

肺臓気流によるダウンステップで低くなった音高を特定の点(回復点)で元に戻すシステムが存在する。

文法

[2]

品詞

[3]

ドメインとよばれる品詞の上方分類がある。ドメインごとに品詞語尾と呼ばれる語尾が決まっており、これらを交替することで品詞交替をすることができる。各ドメインは次の通り(括弧内は品詞と品詞語尾)

体言詞(名詞、人称代名詞、疑問代名詞、関係代名詞、指示代名詞 -s)、動詞(自動詞、他動詞、繋辞動詞 -e)、修飾詞(一般形容詞、限定形容詞、数詞、疑問形容詞、一般副詞、疑問副詞、関係副詞、助動詞 -en)、前置詞( -h)、接続詞( -u)

また、どのドメインにも属さない品詞として間投詞と疑問詞がある。​​​

基本構文

[4]

基本語順はSVOである。格は文中の位置または前置詞によって標示される。また、動詞は活用せず時制や相は助動詞によって表される。

平叙文

述語となる動詞を必須要素とする。他動詞構文では動詞句の後に来る体言詞が自動的に対格となる。三項動詞では与格の前置詞を用いて与格の体言詞の格を表示する。 一部の文では四人称を用いる。四人称は不特定の人間や時刻などの自然現象を記述するのに用いられる。

受動態も助動詞を用いて表される。

外部リンク