翻訳のお題一覧

提供:人工言語学Wiki

概要

人工言語を作りはじめて、文法や語彙がある程度揃ってくると、何かを翻訳したくなるものである。

本稿では、そんな時に翻訳するための文章を紹介する。

主の祈り

主の祈りとは、キリスト教における祈祷文である。自然言語において、様々な言語に翻訳されている。人工言語においても、様々な言語で翻訳されており、翻訳対象の定番ともいえる。

りんご文

りんご文とは、りんごに関する短い文章のセットである。文法の不備や未考慮の文法要素を洗い出すために利用することができる。

花は咲く

Fafsさんが中心になって進めているプロジェクト。『花は咲く』の一節を様々な人工言語に翻訳している。

https://sites.google.com/site/riparaincangku/cang-ku3/huaha-xiaoku

ソノヒノキ

ソノヒノキとは、estoによる短編小説である。アルカで、言語の仕様が変わる度に試金石のように訳されてきた。冒頭の1段落は他の多くの人工言語にも訳されている。

不思議の国のアリス

ルイス・キャロルによる児童小説。セレン・アルバザードによって、不思議の国のアリスの冒頭が翻訳のお題として適切ではないかという提案がされた。[1]

今日の例文

今日の例文とは、twitterで #今日の例文 というハッシュタグと共に散発的に投稿される文章群。ネタ的な投稿もあるが、中には翻訳のテーマとして有用なものもある。

言語学的におもしろい100の文

大阪外国語大学(現、大阪大学外国語学部)で発足した多言語処理プロジェクトの参加者の一人が選定した100文。既存の言語学の観点から興味深いデータが得られることが期待できる。

http://www.kansai-u.ac.jp/fl/publication/pdf_education/17/01_yamazaki_111.pdf

Hello, world文

言語を学び始めの際によく使われる文章をまとめたHello, world文という一覧を作成した。