凪霧

概要

凪霧（なぎり）は、鮎川早月が2014年に作成した人工言語。漢字に似た表語文字を持ち、漢字やハングルを使った転写が特徴である。

凪霧の音素を下の表で示す

凪霧の語順はSOV-AN（主語-目的語-動詞、前置修飾）である。名詞に後置する格助詞によって格を表す。

他に以下の特徴を持つ

文字は表語文字である極字と音節文字である京字を用いた京極という表記体系を用いる。コンピュータ環境における転写では、極字には漢字、京字にはハングルを用いる。また、アルカに一旦転写した上でのコンピュータ環境への転写として、アルファベットも用いる。

凪霧は、人工言語アルカと同じ創作世界カルディアにおいて、アルカと同語族のアテン超語族ユーマ語族マレット亜語族インサール超語派ハーディアン語派ハーディアン語群に属する。

古代国家ハーディアン王国における都市国家の方言として始まり、現在ではハーディアン王国の領土の一部を継承する凪国の公用語であり、また周辺諸国と海外旧領土などで用いられ、複数の国で外国語として教授される。

この言語自身でのこの言語の名称である凪霧(nagili)は、上記の都市国家である凪京という都市名に由来する。アルカではaltiarenと呼ばれる。