トキポナ
トキポナ | |
---|---|
toki pona | |
発音 | IPA: /ˈto̞ki ˈpo̞nä/ |
制作者 |
Sonja Lang (Sonja Elen Kisa) |
Se分類 | 哲学的言語、国際補助語 |
モユネ分類 |
INT/PHI/GEN/SON |
世界観 | |
世界観 | — |
言語コード | |
ISO 639-3 |
tok |
CLA v1 |
tpn-** |
CLA v3 | — |
概要
トキポナとは『良い言語』を意味し、ミニマリズムに基づいて、最小の複雑さで最大の意味が表現できることを目標に設計されている。
14の音素と120語のみの単語が定義されおり、採用されている単語は、あまり文化に依存せず比較的普遍で単純な概念や要素に絞り込まれている。また、語形は他の言語から借用され、トキポナの音韻に合うように変形され採用されている。借用元の言語は、トク・ピシン、フィンランド語、クロアチア語、エスペラント語等である。
限られた語彙しか持たないため、トキポナでは複雑な概念をより基本的な概念に分解して表現する。例えば、「教える」は「知っていることを与える」のように表現する。
表記文字は基本的にアルファベットを使用するが、その他にも、既存の文字や専用の表意文字による表記方法が提案されている。加えて、トキポナの単語に対応した手話が提案されている。
人工言語としては比較的盛んに使用されており、100人以上の話者がいるといわれている。また、既存の文学のトキポナへの翻訳や、トキポナによる詩の作成なども行われている。
また、トキポナで書かれた『ウィキア』も存在している。